ノンポリですが鳥肌実のライブに行って来ました
鳥肌実さんのライブに行ってきた。知らない人はそのままでいてください。端的に言うと「極右の芸人さん(若いころ美少年)」ちなみに私はノンポリでただの顔ファンです。出演されていた映画もTSUTAYAで借りて観ました。顔がよい。
総括すると面白かったんですが、学がないので途中あまりわからなかったのが残念!
19時から開始予定でしたが20分ほど押してスタート。その間ずっと戦争楽曲や空襲ラジオが流れてて音楽のバリエーションに感動した。よく音源あるね。
汗だくで普通に入り口から「玉砕スーツ」を着用されて登場された鳥肌さん。同行者と一番入り口のカウンターに座ってたので驚いた。「遅れてすみません」と腰低く礼儀正しく謝りながら私たちの横で汗をふく鳥肌さん。その横で「先生!今日も楽しみにしてます!」と声をかけるガチ勢。もう面白い。あと怖い。
ちなみに客層は男女比は9:1で年代は40~50代下手すると一番若いような気がしました。喫煙室には超新宿似のアウトサイダーな人たちが沢山いました。割りと暗いのにサングラスを外さないところが◎
ライブは一番有名な廃人演説から始まります。youtubeに別バージョンがあるので気になる人は調べてください。口上はもちろん顔と声質もしっかりと作ってて凄い。
そのあとはマスメディアの左傾倒に異論を呈したり、左政治家の大阪生コン労働連盟の裏側や先日の選挙問題、学会問題、相撲部屋ビール瓶事件、理想の東京オリンピックについて語ったり。終始政治家の名前を多数出されお話しされていましたが、大半がわからなかったのが悔しい。ちゃんと勉強しようと思う。総じて極右、女性蔑視、政治と宗教ってかんじで笑ったりする面白さはありませんでしたが、空間的には最高でした。私たち以外は全員そのネタで爆笑してる空間、珍しい。
しかし、ほぼ全員味方という状況に甘えずちゃんと口だけでなくパワポや動画で説明されてて手が込んでいました。北の王様のお召し物がボンタンズボンににてると画像修正されたり、サッカー日本代表コスチュームを菊文髪型を全員パンチか五分刈りにコラージュ、リオオリンピック閉会式を極右に修正した動画。Adobeのプロでした。アマチュアとは思えない。もしかしたら本業は画像修正のお仕事をされているかもしれない。人に会わないし。
質疑応答コーナーでは逆質問を求めていたので目を会わせないように必死でした。
「家にテレビがないのですが最近オススメの質問は?」「今後テレビに出られる予定はありますか?」という質問のあと「先日三島由紀夫先生の命日がありましたが、先生が最後までご存命だったら日本はどうなっていたかと思われますか?」という質問に困りながらしどろもどろに答えてた鳥肌さんをみていとおしいという気持ちになりました。なんならファンの方が右寄りな人が多い気がした。怖いだろうな鳥肌さん、毎回こんな人たちに囲まれて…自意識過剰とかでなくライブ中幾度となく目があったのはSOSのサインだったのかもしれない。
物販ブースもありました。本人がサインをしてくれます。
写真も取り放題。どこかでジムとコラボしてダイエットをしているとの情報を得ましたが嘘だったかもしれません。
若かりしころの写真集を購入しました。2000円でかいましたがAmazonは700円でした。
でもサインをもらえたので満足です。「まだ写真集残ってる?」と在庫の状況を確認されててちゃんとビジネスとしてやられていることを再確認しました。
同行者は手拭いを購入し、余白が有り余ってたのでどこに書くかとワクワクしていたのですが、全然中央にバランス良くかかれて残念でした。右寄りに書いてよ。
三島由紀夫の質問をした人を明るい場所で見かけましたがスキンヘッドの全身迷彩柄の軍服でした。南無三!