SMバーに行ったけどどちらでもなかった
寒い。冬です。12月、あっという間だ。一年も終わる。SMバーにいってきました。
その前に花園5番街くらいにあるレモンサワーのお店に行った。友達におすすめしてもらったところ。覚えていてよかった。
「THEOPENBOOK」
というお店で3階まで吹き抜けでところ狭しと本が並んでいます。オーナーの小説家だった祖父の蔵書のようです。
レモンサワーの専門店でメニューはレモンサワーとレモンスカッシュ、あとは『このせかいの片隅に』にでてきたビールの3つだけ。チャージとお酒で1000円ぐらいです。
オーナーと店員さんがずっと映画について語っていて「その時の主人公の哲学(?)はなんだったの?」みたいな趣深い話をしていた。ずっと知的だったので、こちらはこちらで近々あった鳥肌実の話や見世物小屋の話をしつつ「鳥肌実さんてジョーカーに似てませんか?映画の…なんだっけ…」と朧気なはなしをしていたら「あースーサイドスクワットの~」と話に入ってきてくれた。鳥肌実で図る文化的距離感。心が一気に近づいて、いろんな話をした。阿部定事件や坐間事件、互いの関係性、お店の話など楽しくお喋りさせてもらいました。早く鳥肌実のサイン本を寄贈したい。大麻シールを見せたら大麻をやってるお店を教えてもらいましたが、確実にやってると思われてますね、タバコすら吸ったことないのに。ちなみにそのお店、調べたら目星がつきました。人間なもので少し引かれてはいますが、低くなった敷居を跨いでしまったらもう戻れないような気がするので帰宅して保険の教科書を熟読します。もう一度足を運びたいな。
そしてSMバーへ。
『Amarcord』という新宿三丁目の奥にあるお店です。
扉を開けたら刺激的な格好をされたお姉さま方がたっくさん。コルセット着用が義務みたいです。鞭や器具をさわらせてくれます。美しい~!女性は1時間1500円のドリンク500円。サービス料は20%。4人に対して2人、サディズム1名とマゾヒズム1名のお姉さまに接客していただき、気になってたことを沢山聞き満足です。
主従関係は複数と結ぶのが当たり前で男性がM嬢を従えることを「多頭飼い」と呼ぶがそれを女性側はあまり良く思ってないことや、年代におけるSM価値観の違い(上になればなるほどMに人権なし)、S嬢さんが50代のM男さんの精巣を摘出し代わりにスーバーボールをいれた話などが記憶に残っています。あとはプレイでは行わないけど、お店では披露する用の縄技を実践していただきました。首と手を結び、お酒しか呑めないようにする縄技です。
不自由は全く感じない。S嬢の方が血が止まってないか手を触り確認してくれたときに愛情を感じました。お母さんみたいじゃん。でも「トイレにいきたいので外して欲しい」とお願いしたところ「本来ならそのまま行って欲しい」との旨を伝えられそれもまた一興かな~と感動。終始お話をさせていただき、大変興味深かったのですが授業を受けてるような気分だったのでどちらかに傾倒してるという訳ではないんだな、と自分を再確認しました。
縛られてる時の動画を撮ってもらったので、早く覚えて飲み会の5次会位で披露したいと思う。