Instagramの影を追う
Instagramアプリをアンインストールした。
どこかに行く度に投稿していた面白くもないストーリーとかだれかのつまらない日常も二度と見ることはないかもしれない。
Twitterはまだやめられないけど現実のお友達は全員ブロックして外して自分のIDを変えた。お気に入りのツイートをどこかにひとまとめにしてお墓を作ったらアカウントごと消そうと思う。
どこかのブログか誰かのTwitterかどこかで「SNSをやってる時間で本を読め」の一言を見て(一理あるし物は試しだ)と深夜の無敵なテンションで実行してみたら意外と生きてる。「インターネットは最悪」なんて言いながら止めないのカッコ悪いなって思ったし。実行できてよかった。
でも手持ちぶさたが過ぎるから、友達をブロックしまくったその日に中野ブロードウェイで漫画を買った。池袋よりも幅広い漫画が揃ってるのでありがたい。10冊近く購入した。
中でも『青野くんに触りたいから死にたい』はモアイの試し読みがメチャクチャSNSで拡散されていたのがきっかけで買ってみたけど、面白かった。コミュニケーションが苦手でどこかネジが飛んでしまった女の子が幽霊の男の子に本気で恋をする物語。女の子は所謂メンヘラだけど、メンヘラってなんだろう。メンタルヘラクレスオオカブト?
メンヘラの典型例の束縛や依存は、愛の本質だと思うから全然いいんじゃないかな、と思ってる。可愛いな~って思っても、優しさのコップが空になっちゃったらスン!ってさめるものなのかな。蜃気楼みたい。
いろんなジャンルのパンチのある漫画を一気読みすると頭がぐちゃぐちゃになって変にボーッとする。暴力少女マンガおとぎ話少年漫画。たった4000円で合法的にトリップできるなんてこの世はでっかい宝島…でも帰りのバスでInstagramを開こうとしちゃったから、もっとキまる漫画を探さなきゃいけない。よければ誰かなにか教えてください。
将来的にはしっかりと本を読めるような人間になりたいという希望的観測。